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松田優作…「魂」は受け継がれていく (1/2ページ)
生きているのは、お前か俺か−。俳優、松田優作(1949〜89年)の命日となる6日、ドキュメンタリー映画「SOUL RED 松田優作」が東京・新宿で先行上映される。生誕60年、没後20年を迎え、彼のぶれない姿勢やゆるぎない思いは、いまなお受け継がれている。10月25日に閉幕した第22回東京国際映画祭の特別企画「映画人、松田優作の世界」でも、ゆかりのある俳優や影響を受けた映画人が楽しそうに語り合った。
このオールナイトイベントは東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。24日午前0時すぎ、最初のゲストは俳優の宮川一朗太(みやかわ・いちろうた)(43)。映画「家族ゲーム」(1983年)で受験生を演じた。家庭教師役だった優作を役者人生の目標にしているという。
「優作さんの年(享年40)を超えちゃいました」と童顔の宮川が話すと、600人を超す観客がわいた。今作に盛り込まれた「家族ゲーム」のワンシーン上映後、進行役の「SOUL RED 松田優作」エグゼクティブ・プロデューサー、河井真也(50)に思い出を聞かれ、ラッシュ(下見用の未編集フィルム)を見た際のエピソードを披露。
撮影時、優作は33歳。16歳だった宮川は「優作さんが『どうしたんだよ』と聞いてくれたので、演技に自信がなくなったと言うと、『それでいい。天狗(てんぐ)になるよりよっぽどましだ』とおっしゃってくれた。その言葉を肝に銘じながらやってきました」。優作の存在感の大きさは、四半世紀を過ぎても変わらないようだ。
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