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【ようこそ!花緑の落語入門】(24) 落語は仕事であって仕事ではない (1/3ページ)

2009.11.5 18:22
このニュースのトピックスSANKEI EXPRESS から
「これからの落語は古典は着物、新作は洋服、それが自然なのではないかと強く思いました。落語の未来のために、そんな実験をこれからも続けたいと思います」(落語家、柳家花緑さん、栗橋悦隆撮影)「これからの落語は古典は着物、新作は洋服、それが自然なのではないかと強く思いました。落語の未来のために、そんな実験をこれからも続けたいと思います」(落語家、柳家花緑さん、栗橋悦隆撮影)

 よくお客様から「お仕事頑張って下さい!」と言われ、「はい、ありがとうございます!」と答える会話は、私の日常ではお馴染みの場面です。

 でも、ここで突然告白しちゃいますが、私にとって落語は仕事ではありません。えーじゃやっぱりピアニストだったんですかぁ…ってそういうことでもありません。いや、これねぇ…認識の問題を言いたいわけでして、私にとって落語は仕事であって仕事でない。その心は!?

 「遊び」です。遊びなんですねぇ僕にとって落語は。つまり「仕事」と「遊び」の違いは何か?と聞かれれば、「時間」というものに現れると思います。「仕事」の場合、出来上がりが同じ内容であれば、スムーズに効率良く少しでも早く終われば、いい仕事したなぁ!みたいなほめ言葉がそこに存在する。「今日残業になっちゃったぁ」。この言葉に軽い被害者意識を感じます。

 一方「遊び」はどうかと言いますと、基本的に遊びには快楽的なニュアンスが含まれていて、もっともっとたくさん遊びたい!という本音があるわけです。だから長くなります。その現場から去りがたい。もっとここで同じ感覚を味わいたい。出来ればもっと深めたい。「残業したい!」となるわけです。


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「これからの落語は古典は着物、新作は洋服、それが自然なのではないかと強く思いました。落語の未来のために、そんな実験をこれからも続けたいと思います」(落語家、柳家花緑さん、栗橋悦隆撮影)
【ようこそ!花緑の落語入門】落語家、柳家花緑さんが、自らの体験を交えて落語家の手の内を語る、「落語家はなぜ噺を忘れないのか」(角川SSC新書、840円)を出版します。好評発売中

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