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肥満の根源 追究 映画「THE ダイエット!」

2009.7.25 08:20
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「自分が被写体ならプライバシーの問題もクリアできると思った」と語る関口祐加監督「自分が被写体ならプライバシーの問題もクリアできると思った」と語る関口祐加監督

 自らがダイエットに挑戦する姿を記録にとどめたドキュメンタリー映画「THE ダイエット!」が公開されている。体重95キロから15キロの減量に成功した関口祐加(ゆか)監督(52)は「この映画はやせるための単なるハウツーものではない。どうして食べ続けたくなるのかという肥満の根源を追究する自分探しの旅でした」と語る。

 身長161センチ、体重95キロの関口監督は少女時代から肥満児だったが、肥満大国のオーストラリアに移住、さらに拍車がかかった。オーストラリアでドキュメンタリー映画作家として活動していたが、1992年のシドニー国際映画祭でアン・リー監督から「コメディーの才能がある」と褒められ、コメディーとドキュメンタリーの融合を考え始める。題材探しに苦慮していたとき、離婚と父親の死に直面した。

 「離婚のストレスでピザばかり食べていて、やばいな、と思ったときに、あ、これだ、とひらめいた。翌年、父が『おれの人生に後悔はない』と言った5分後にトイレの中で心不全で急死した。今の生活を続けていたら、父のように後悔せずに死ねるだろうかと思った」と言う。

 エクササイズのほかにダイエットセラピーを受けると、意外な事実が判明した。過食の原因が父親にあるというのだ。「終戦後、戦勝国のアメリカが肉中心の食生活だったことから、父が私にもどんどん食べさせていたのです」。過食に対する深層心理が明らかになったことで暴食がピタリと止まり、体重は79・5キロまで減ったという。

 「撮られていても、頭の中は九割九分監督でした。どこかで面白い映画になればというスケベ心がありましたね」

 25日から東京・渋谷のアップリンクXで公開中。(伊藤徳裕)

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「自分が被写体ならプライバシーの問題もクリアできると思った」と語る関口祐加監督

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