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【笑芸繁昌−演芸の現場から】オオタスセリ お局OLにカタルシス (1/2ページ)
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演芸場やライブハウスを中心に活動している1人コントのオオタスセリは、遅咲きのピン芸人といって言いだろう。昭和59年、テレビの勝ち抜き演芸番組をきっかけにお笑いコンビ「コントペコちゃん」でデビュー。63年にコンビを解散してから1人コントを本格的に始め、平成18年、見知らぬ男性への恋愛感情を暴走させるOLを描いた自作の歌「ストーカーと呼ばないで」が話題になったことから、最近はシンガー・ソングライターとしてステージに立つ機会も増え、活動の幅を広げている。
オオタが隔月1回開いているライブ「スセリ☆おひとりさま劇場」(2日、東京・下北沢「楽園」)では、妊婦やOL、歌手などなど、さまざまな女性にふんしたコントを脚本、演出、出演まで1人でこなす。大変そうだが、本人が楽しみながら取り組んでいる雰囲気が伝わってくる。
平日昼間にもかかわらず、80人ほどの観客でほぼ満員。会場の真ん中に太い柱が立っていて、その左右に客席が完全に分かれて設置されているという不思議な空間だが、客席とステージの距離は近く、演者の息づかいや細かな表情まで感じ取れる。
柱の後ろ、客席に囲まれたスペースを書斎に見立て、オオタはここで衣装を替えてステージとの間を往復しながらコントを披露していく。妊婦、OLといったわかりやすいものから、小説のモデルになった女、前世の記憶を持ったまま赤ん坊に転生した女など、コントが進んでいくにつれて何者かが明らかになっていくキャラクターまで多彩だ。
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