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「トイレ」巡る恋と革命 ミュージカル「ユーリンタウン」 遠山悠介、関谷春子 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:舞台
「ボビーはすっとぼけていながら真っすぐな人間で、だんだん革命家になっていく。また彼をそうさせるのは群衆で、言葉の力が大きいですね。群衆のうごめくマンパワーが見どころです」と遠山。一方、関谷は留学先でこの作品を見て気に入っていたという。「読めば読むほど構成がしっかりして面白い。正義感に突き動かされて行動するホープとは、重なるところが大きいです」と役との共通点を語る。
立ち小便をすると逮捕され、誰もが恐れる「ユーリンタウン送り」となる街。著名ミュージカルのパロディー場面も織り込み、「♪オシッコするなら金!」「♪ションベンで商売」などミュージカルらしからぬ歌詞がてんこ盛りの台本を、生き生きと仕上げたのは劇作家、坂手洋二。そして流山児祥(りゅうざんじしょう)がこの馬鹿(ばか)馬鹿しくも笑える、寓話的な舞台を演出する。
「最高の教育を受けたホープが、唯一教えてもらえなかったのが恋。恋を知って初めて自立する。この物語は彼女とボビーの成長物語でもあるんです」と関谷。ボビーも彼女と出会い「♪ハートの声に耳をすませよう」との気持ちが芽生え、自由を求めて立ち上がる。だが革命は成功するものの、ハッピーエンドにはならない。「愛だ正義だと言っても、皮肉な結末です。そこをコメディーにしているのがこの作品の深さ。それぞれの人の解釈で楽しめる作品ですね」
(飯塚友子/SANKEI EXPRESS)
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