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「タトゥー」で吹越満と柴本幸が共演
このニュースのトピックス:舞台
東京・初台の新国立劇場で上演中の「シリーズ・同時代【海外編】」第3作「タトゥー」で、吹越満と柴本幸(ゆき)が父娘役で共演している。ドイツの女性劇作家、デーア・ローアーによる1992年の作品で、禁断の関係をはらんだ衝撃作だ。リズム感のある独特のせりふ回しのおもしろさが味わえる。
両親と娘2人のごく普通の家庭を描いているが、実は父親と長女には近親相姦(そうかん)の関係があり、母親はそれを黙認してきた。「翻訳物を日本人が日本語で演じる。違和感があればそれをきちんと見せることがおもしろい」という注文が演出の岡田利規からあったと、父親役の吹越は言う。初舞台となる長女役の柴本も「台本を深読みするほどダメな方向に行く。難しい」と話す。
吹越は、オリジナルの脚本に近づけるために、翻訳の三輪玲子が細工をしてくれていると明かす。「違和感は狙っているわけではなく、自然に出ればいい」。見る側に大きなインパクトを与えることは確実な作品だ。
31日まで。(電)03・5352・9999。(生田誠)
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