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劇団四季「春のめざめ」 少年少女の心を赤裸々に
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劇団四季の最新ミュージカル「春のめざめ」が5月2日から開幕する。2007年のトニー賞8部門を受賞した話題作の日本初演。本番を目前に、熱気にあふれたけいこが続けられている。
「春−」は、1891年にドイツの劇作家、フランク・ヴェデキントが、思春期を迎えた少年少女たちの心の揺れや性の葛藤(かっとう)を赤裸々に描いた戯曲。当時としてはセンセーショナルな内容だっため、100年近く完全な形で上演されることがなかったという。
この衝撃作を米劇作家のスティーヴン・セイター(脚本・作詞)と、シンガー・ソングライターのダンカン・シーク(音楽)が、異色のロックミュージカルとして舞台化した。2006年、オフ・ブロードウェーで上演されるや大ヒットとなった。
ファミリー向けの作品を主流にしている四季で上演することについて、田中浩一・専務取締役は「議論はあったが、それを超える作品の感動がある。作品にこめられた普遍的テーマは四季が取り上げるべきものだという結論に達した。広い世代に受け入れられるのでは」と話す。
オリジナルプロダクションのスタッフを迎えてのリハーサルが連日行われている中で、振付補のジョアン・M・ハンターは「日本のキャストは素直で勉強家。実体験のいらだちや怒りなど内面をもっと表現させたい」。
さらに、オリジナルプロダクションの音楽監督を務めるキンバリー・グリッグスビーも「詩的な歌詞、リズムとメロディーにあふれた音楽により、新しい世代に新しい表現法を伝えられる。思春期の若者、家族、先生の間に対話が生まれるきっかけになれば」と期待を寄せている。
東京・浜松町の自由劇場。8月30日までの延長公演が決定している。フリーダイヤル0120・489444。
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