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「究極のサバイバル」再現検証 ドキュメンタリー映画「アライブ−生還者−」  (1/2ページ)

2009.4.14 17:48
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【シネクラブ】ドキュメンタリー映画「アライブ−生還者−」(ゴンサロ・アリホン監督)。東京=4月11日公開、大阪=5月30日公開(提供写真)【シネクラブ】ドキュメンタリー映画「アライブ−生還者−」(ゴンサロ・アリホン監督)。東京=4月11日公開、大阪=5月30日公開(提供写真)

 1972年10月12日、南米ウルグアイのラグビーチームを乗せたチャーター機がアンデス山中に墜落した。生存者は死んだ仲間の肉で飢えをしのぎ、72日後に16人が生還する。本作は生存者が当時を振り返り、“究極のサバイバル”について検証するドキュメンタリー映画である。

 今から33年前にも同じ事故を扱った記録映画「アンデスの聖餐(せいさん)」が公開されている。サブタイトルは「人肉で生き残った16人の若者」。遺体を写した凄惨(せいさん)な雪中の現場映像が“売り”の映画だった。

 本作がこの映画と大きく違うのは、決して興味本位な見せ物ではないということ。生存者や捜索に携わった人々が、再現映像を交えて当時の様子を語る中で“問題の部分”にも当然触れるが、目を背けたくなるような場面は極力排している。

 「バッグを開けたときのにおいで家族を思いだした」「カルシウムを採るために骨を砕いて口にした」といった証言が生々しい。ゴンサロ・アリホン監督は「彼らはいま、時間だけが癒すことのできる平常心で事故を振り返ることができる」と製作意義について語る。


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