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獄中のチベット僧が貫く 不屈の精神 映画「雪の下の炎」 楽真琴監督インタビュー (1/4ページ)

2009.4.14 16:23
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「中国が暴力的体質を改め、言論の自由を保障する国家に生まれ変わるための長期的戦略ですね」と語る楽真琴監督(高橋天地撮影)「中国が暴力的体質を改め、言論の自由を保障する国家に生まれ変わるための長期的戦略ですね」と語る楽真琴監督(高橋天地撮影)

 中国治安当局者から拷問を受けながらも、33年間の獄中生活を耐え抜いたチベット仏教の老僧がいる。名はパルデン・ギャツォ。今年で76歳になる。米ニューヨーク在住の楽真琴(ささ・まこと)監督(35)はドキュメンタリー映画「雪の下の炎」でギャツォの不屈の精神に迫った。彼の獄中体験は、支配者・中国がチベット民族に繰り返してきたとされる残虐行為の数々を裏付けるものだった。楽監督は「ギャツォさんから『生きるとは何か』を教えてもらった」と胸を熱くする。

 ■なぜ生きるのか

 「チベットに人権など存在しません。私が生き証人です」

 本作の冒頭、ギャツォは亡命先のインド・ダラムサラの夕暮れをぼんやりと見つめながら穏やかな口調で語り出す。発言は作品を貫くメッセージであり、ギャツォの信念でもある。

 ギャツォはチベット民族が中国支配に反発したチベット動乱(1959年)にかかわって逮捕され、懲役8年の判決を受けた。脱走未遂などで量刑が次々と加算された。人権団体が中国政府に釈放を要求し、自由の身となったのは92年だった。


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「中国が暴力的体質を改め、言論の自由を保障する国家に生まれ変わるための長期的戦略ですね」と語る楽真琴監督(高橋天地撮影)
【シネクラブ】ドキュメンタリー映画「雪の下の炎」(楽真琴監督)。東京=4月11日公開、大阪=第七藝術劇場で初夏公開(提供写真)

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