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映画「ニセ札」 倍賞美津子 役作りで知る社会背景 (2/2ページ)

2009.4.11 08:13
このニュースのトピックスニセモノ事情
演技の醍醐味について語る倍賞美津子(撮影・中鉢久美子)演技の醍醐味について語る倍賞美津子(撮影・中鉢久美子)

 昭和60年公開の主演作「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」(森崎東監督)を振り返り、「(同作品は)3年間お蔵入りになり、苦い経験をしました。当時の世相が上映を許さなかったからです。しかし、『ニセ札』は経済不況の今、もっとせっぱ詰まった反国家的な作品かもしれませんよ」とニヤリと笑う。

 「生きてるうちが…」の後も、森崎監督の「ニワトリはハダシだ」など硬質な社会派作品に出続けてきた。

 硬派女優のイメージが強い一方、若手からベテラン監督までが彼女の魅力をこう語る。「年齢を超えた可愛(かわい)らしさを持つチャーミングな女性」だと。

 「ちょっと聞いて。私ね。目指している女優像があるの。“菩薩(ぼさつ)とマリアとエロス”。このすべてを兼ね備えた女優になりたいんです。いくつになっても日本中の女性に元気でいてほしいから…」

 62歳だと感じさせない、ちゃめっ気たっぷりの魅惑的な笑みが満面に広がった。

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演技の醍醐味について語る倍賞美津子(撮影・中鉢久美子)
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