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【高座2008】最も多く聴いた演目は「金明竹」、落語家は志ら乃 (1/6ページ)
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落語ブームといわれて久しい。しかし、テレビなどで放送される機会は少なく、よほどの寄席マニアでない限り、その全体像やトレンドをつかむのは難しい。今、寄席や落語会でかかっているネタとは? 客に好まれるネタは? 担当記者がリポートする。
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演芸担当として平成20年に見た演芸は、落語が734席、講談33席、浪曲18席、ほかに漫才、曲芸、マジック、紙切りなど“色物”と呼ばれる落語以外の寄席芸が112だった。
落語は古典が232演目、新作が150演目。原形は江戸や明治までさかのぼれる古典落語のうち、現在演じられている古典落語は約300演目といわれている。確かに聴いたことがあるのに、20年には聴いていなかった演目を合わせて考えてみたらほぼ300あったので、この説はだいたい実態に合致していると言えそうだ。
最も多く聴いた「金明竹」(11席)、次いで多かった「転失気」(8席)、「初天神」(6席)は前座が口慣らしの意味を込めてしゃべることが多く、聴く機会も多い。これらを除けば、最も多かったのは「時そば」(8席)。主に秋から冬にかけて演じられる演目だが、そばを食べるしぐさ、そば代をごまかそうとして失敗するオチなど、わかりやすさ、笑いのとりやすさでこのネタを選択した落語家が多かったということか。ほかにも「野ざらし」(7席)「だくだく」「干物箱」「青菜」「お菊の皿(皿屋敷)」(以上6席)といった笑いの多い「滑稽噺」が上位に並ぶ。
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