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【映画「空へ 救いの翼」】(1)手塚昌明監督インタビュー (1/2ページ)
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■本物だから伝わる迫力
航空自衛隊救難ヘリの新人女性パイロットの成長を描く映画「空へ 救いの翼」が12月13日から全国で公開される。「このテーマならば絶対に自分が監督したいと強く思いました」と語るのは、「ゴジラ」シリーズなどで数々の“自衛隊の名戦闘場面”の演出を手掛けてきた手塚昌明監督。今回は戦闘ではなく救難がテーマ。いかに演出したのか? 製作秘話を聞いた。(戸津井康之)
「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」での空自のF−15戦闘機の迫力ある特撮シーン、「戦国自衛隊1549」での陸自の90式戦車やAH−1戦闘ヘリを使った戦闘場面など、空でも陸でも“自衛隊もの”の演出の確かさは実証済みだ。
「空自でも、航空救難団の女性パイロットの話はこれまで描かれたことがない。喜び勇んだものの脚本を読んだ直後、正直、これは大変なことになったと思いました…」
山岳、海難救助の場面など、救難ヘリを実際に飛ばさなければ撮れない空撮カットがふんだんに必要だと分かったからだ。
「CGや模型の合成カットはできるだけ使いたくなかった。本物の飛行シーンでしか伝わらない迫力にこだわりたかったのです」
さっそくヘリや戦闘機の空撮で必要なカットをすべて絵コンテで描き、空自、海自に撮影協力を求めた。「リアルなレスキュー・アクションは本物でしか表現できない」。手塚監督のこの情熱が自衛隊に届く。救難ヘリUH−60J、F−15戦闘機など実機を飛ばした空撮が実現する。


