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【インタビュー】「ブタがいた教室」で先生役好演 妻夫木聡 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:国内俳優
■来年は「発信」する年に
新作「ブタがいた教室」への出演を決意したのは、ある作品がきっかけだった。今年公開された阪本順治監督の「闇の子供たち」。タイの子供の人身売買を描いた問題作だ。出演依頼を受けたとき、最初は断るつもりだったという。センセーショナルなだけの作品ではないかと疑問を持ったからだ。
が、断るつもりで会った阪本監督の話を聞いて考えが変わる。「この作品を撮ることで問題が解決できるなんて思わない。でも僕には映画を撮ることしかできない。こう監督に言われ、心が動きました」。すぐに出演を決めた。
「僕は俳優として演じることしかできない。でも演じることで何かを変えることができるかもしれない」。こう信じられたから。「ブタがいた教室」も命がテーマと聞いて、すぐに出演を決めた。
◆◇◆
大阪の小学校で1人の青年教師が行った実践教育が映画のベースになっている。1匹のブタを児童たちの手で育て、卒業前に「食べるか食べないか」を決める。命の大切さを子供たちに身をもって理解してもらうはずの授業だったが、PTAを含め賛否両論を巻き起こす…。
6年2組、26人の児童を受け持つ担任、星先生役を演じた。「撮影現場では絶対に僕のことを妻夫木と呼ばないよう、子供たちに約束させました」。26人全員の名前を覚え、星先生になり切る覚悟を固めた。「毎日、小学校に出勤するような気分」で現場に通ったという。
映画化のために13年を費やした前田哲監督からは「ドキュメンタリーのような子供の表情を撮りたい」と相談された。
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