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【インタビュー】「その日のまえに」大林宣彦監督 70歳…思いは新人  (1/2ページ)

2008.11.5 08:31
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 余命わずかの若い妻と夫、家族、友人たちとの残された日々を描いた映画「その日のまえに」が公開されている。作家、重松清さんの同名小説にほれ込んだ大林宣彦監督がメガホンを執り、脚本は市川森一さんが担当。名作「異人たちとの夏」を生んだ名コンビが20年ぶりに復活した。「僕にとって映画とは空にぽっかりと浮かぶ雲のような存在。これを何とかつかみとってみんなに見せたい」。70歳の大ベテランは今も夢を追い続けている。(戸津井康之)

 イラストレーターの健大(南原清隆)は、突然、妻(永作博美)の余命を知る。2人は昔、暮らした街を訪れる…。

 時空を超えて2人の思い出がよみがえる。幻想的な映像は見る者の死生観を揺さぶり、怖いという死の概念さえぶち破る。

 これまでの集大成のような作品にみえるが−。

 「集大成というよりも、今までの作品をすべて忘れました。70歳の新人という思いで撮ったんですよ」

 国民学校2年生の時に終戦を迎えた。生まれたときから死が身近にあった。「学生服姿で敬礼し、そのまま戦地から帰らない人が周囲に大勢いたから自分もきっと21歳で死ぬのだと決めていました」

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