[PR]
ニュース: エンタメ RSS feed
魂で指導した生徒の30年後は 映画「石内尋常高等小学校 花は散れども」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:映画
《魂で指導した生徒の30年後は》
96歳の現役監督、新藤兼人(しんどう・かねと)の最新作は、恩師が主人公のモデルとなっている。映画監督の前に「脚本家」であることにこだわる新藤監督のセリフには、観客の胸を突く鋭さがある。柄本明(えもと・あきら)演じる市川先生が、物語の軸となる生徒に語るシーンが象徴的だ。
「君はかしこいが、胆力(たんりょく)に欠けとる。ねばりがない、この先しっかりせえよ。エライ人にならんでもええ。前を見ていくんじゃ」。この言葉は、後(のち)に東京で売れない脚本家となる良人(よしと、豊川悦司(とよかわ・えつし))の心に残り続ける。
物語の始まりは1923(大正12)年ごろ。広島市から山一つ奥にある石内(いしうち)尋常高等小学校で、5年の担任、市川先生は喜怒哀楽のはっきりした指導ぶりをみせる。クラスの中心である良人、みどり、三吉(さんきち)は卒業と同時に離ればなれに。30年後、村の収入役となった三吉(六平直政(むさか・なおまさ))は市川先生の定年を祝う会に東京の良人を呼ぶ。みどり(大竹しのぶ)が女将(おかみ)を務める料亭で、戦争をはさんで再会した同級生たちはそれぞれの人生を語り始める…。
このニュースの写真
[PR]
[PR]

