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「悲劇を背負ったパワー」映像化に感嘆 映画「蛇にピアス」 原作・金原ひとみさんインタビュー (1/4ページ)
このニュースのトピックス:映画
「私の思い描いていたシバと寸分違わぬという感じでしたね。でも撮影所で会ったときは怖くて逃げました。自分の想像と現実になることとの差に気づけたのは、小説のリアリティーを定めていく指針になる」と語る原作者の金原ひとみさん(中鉢久美子撮影)舌にピアス、背中に刺青(いれずみ)、サディスティックなセックス…。弱冠20歳で芥川賞を受賞し社会現象となった金原ひとみ(25)の小説「蛇にピアス」を舞台演出家の蜷川幸雄(にながわ・ゆきお、72)が映像化した。過激な描写に目を奪われる一方、中心をなす3人の男女関係や心の動きを見事に浮かび上がらせている。原作を掘り下げた蜷川監督の手法に、「小説と同じようでありながら、私が見えていなかった部分をとらえてくれた」と金原は感嘆する。
■蜷川作品のファン
芥川賞を同時受賞した綿矢(わたや)りさ(24)とともに最年少記録を更新し、話題を呼んだのが2004年。あれから4年たち、金原が上梓(じょうし)した単行本はすでに6冊。着実に力をつけている。そんな時期でのデビュー作の映画公開に、タイミングの良さを口にする。
「芥川賞をとってから忙しかったし、いろんなものがすごい勢いで過ぎていく中の一つとしてこの映画があるよりは、今みたいに冷静に見つめられる時間や距離感がある中で作ってもらえたのは、すごくよかった」
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