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「WANTED ウォンテッド」 ティムール・ベクマンベトフ監督 (1/2ページ)
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■世界混成チームで圧倒
ロシアで記録的ヒットを飛ばした映画「ナイト・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフ監督がハリウッドにスカウトされて撮った「WANTED ウォンテッド」が20日、全国公開される。さえない会社員が凄腕(すごうで)ヒットマンに変貌(へんぼう)するハードボイルドで、切れ味鋭い映像でアクションを展開させながら、人間の深層心理に切り込む。「会社の奴隷になるなんて考えただけで恐ろしいが、心次第で世界は変えられるということを映画で伝えたかった」。ロシアの鬼才は不敵に笑った。(戸津井康之)
ウェスリーはうだつのあがらない会社員。ある日、ドラッグストアで買い物中、見知らぬ女性に「あなたの父は偉大な暗殺者だった」と声をかけられる。突然の話に驚く彼の目の前で銃撃戦が勃発(ぼっぱつ)。逃げ延びた先で彼は暗殺者集団のボスから命令される。「メンバーになれ」と…。
「強力なインターナショナルチームが結成され、そのチーム監督に選ばれたんですから光栄です」。ベクマンベトフ監督が満足げに話すように、キャスティングは豪華だ。伝説のヒットマンを目指す主人公に若手成長株のジェームズ・マカヴォイ、彼を助ける女性ヒットマンにトップ女優のアンジェリーナ・ジョリー、暗殺者集団のボスには重鎮のモーガン・フリーマンと、ハリウッドの強力布陣が組まれた。さらにVFX(視覚効果)、特殊メーク、衣装、アクションなど各製作パートにはロシアのエキスパートが“参戦”し、世界トップレベルの混成チームが編成された。

