ニュース: エンタメ RSS feed
「タイガーマスク」DVD 伝説の男、佐山サトル 格闘家としての原点 (1/2ページ)
27年前、リングにさっそうと現れたプロレスラー、タイガーマスクの芸術的な闘いはプロレスという枠を超え、空前のブームをもたらした。毎週金曜午後8時から生中継された試合の視聴率は毎回20%を超え、茶の間を熱狂させた。2年間に及ぶ計87試合の戦いの軌跡をまとめたDVD「初代タイガーマスク大全集」(ポニーキャニオン)が発売された。今も格闘家として活躍する伝説の男、佐山サトルさんに聞いた。
「われながら動きの速さに驚きますね。格闘家としての私の原点はここにある」と佐山さんは振り返る。
タイガーマスクの誕生は、佐山さんにとってもいささか唐突だった。英国で修行中、突然、日本に呼び戻され、虎のマスクを手渡された。「当時のマスクは素材も雑で呼吸するのも苦しくて」と苦笑いする。
デビュー戦の相手はその後、生涯を通じ好敵手となる英国のトップファイター、ダイナマイト・キッド。2人は従来にないダイナミックな大技の応酬で観客を魅了した。
DVDには昭和56年4月23日、東京・蔵前国技館でのデビュー戦から58年8月の最終試合までの計87試合を収録。放送局にも残っていない幻の試合映像31試合を発掘した貴重な記録集になっている。
体重90キロにもかかわらず100メートル走は11秒台、背筋力は290キロ以上。強靭(きょうじん)な肉体を支えたものとは?
「プロレスの道場で練習後、キックボクシングのジムに通い、深夜はウエートトレーニングのジムに通っていましたが、まったく苦じゃなかった。とにかく強くなりたかった」と語る。

