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【TVクリップ】成宮寛貴 同世代へ演技でメッセージ “千の風になって”ドラマスペシャル「なでしこ隊」 フジ20日午後9時 (1/2ページ)
現代の若い俳優が特攻隊員を演じる。それは同世代へのメッセージともなる。
「フェアじゃない時代、前へ進もうと若者が悩み苦しんでいた。その人たちがいたから今の自分たちがいると考えてもらいたい。時代は繰り返すというが、これだけは繰り返しちゃいけない。それを繰り返さないようにするのは僕たちの責任。共感してもらえると思うし、若い人たちにはぜひ見てもらいたい」
やや軟派なイメージがあったが、骨太な発言が飛び出した。
昭和20年4月12日、薩摩半島の山の中の小さな町、知覧。陸軍特別攻撃隊の出撃直前の様子をとらえた写真に、特攻機を見送る知覧高等女学校の少女たち「なでしこ隊」が写っている。特攻隊の奉仕を命じられ、隊員たちの死への旅立ちを最も近くで見送り続けた。
ドラマはこの1枚の写真から企画された。成宮演じる本島桂一少尉は、国のために教師になる夢を捨てた特攻隊員。「特攻日記」を残したなでしこ隊の1人、笙子(成海璃子)、特攻兵たちの唯一の憩いの場だった食堂を営む鳥濱トメ(薬師丸ひろ子)らとともにドラマ部分を紡ぐ。当時の映像や生存者たちのインタビューなどドキュメンタリーも織り交ぜられる。
「写真を拝見すると、本島さんは体格が立派で品格のある感じの方でした。辞世の句も流れるような達筆な字で書かれており、僕も落ち着いた気持ちになりました」と振り返る。
デビューして8年になるが、俳優になっていなかったら、と聞くと、「建築? 空間デザイン? とにかく自分流に表現することが好きなんです」。作家の村上春樹作品をよく読み、「『ノルウェイの森』、映画化されるんですよね。興味あるなあ」と好奇心旺盛だ。
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