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映画の常識破り「芝居」を見せる 「パコと魔法の絵本」 中島哲也監督インタビュー (1/3ページ)

2008.9.12 18:37
「舞台で許されることが、なぜ映画ではだめなのか。映画のこの『常識』をぶち破りたかった。ただ、映画でどこまで“飛ぶこと”が許されるかは見る人の評価で判断したい」と語る中島哲也監督(戸津井康之撮影)「舞台で許されることが、なぜ映画ではだめなのか。映画のこの『常識』をぶち破りたかった。ただ、映画でどこまで“飛ぶこと”が許されるかは見る人の評価で判断したい」と語る中島哲也監督(戸津井康之撮影)

 「これまで見たことのない新しい映像でなければ、作る意味がない」。こう言い切る中島哲也監督の新作「パコと魔法の絵本」。この言葉通り、「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」で見せたキレのある独創的な映像にさらに磨きがかかったが、映像の斬新さは「あくまで楽しんで見てもらうための手段」だという。「今回はかなりチャレンジしたが、素直に感動できるドラマです」と話すように、根底にはヒューマンドラマが流れている。

 ■舞台劇を大胆に

 一代で会社を興した大貫(役所広司(やくしょ・こうじ)はわがままで性格が悪く、入院先の病院でも嫌われ者。看護師やほかの患者とも仲が悪く、入院中のけなげな少女、パコ(アヤカ・ウィルソン)にもつらく当たっていた。が、ある日、パコの病状を知った大貫の心の中で何かが弾ける…。

 原作は舞台劇。「戯曲の面白さを崩さないようにしたが、逆に舞台以上に芝居的に描いてやろうと決めました」と中島監督はニヤリと笑う。

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「舞台で許されることが、なぜ映画ではだめなのか。映画のこの『常識』をぶち破りたかった。ただ、映画でどこまで“飛ぶこと”が許されるかは見る人の評価で判断したい」と語る中島哲也監督(戸津井康之撮影)
【シネクラブ】「パコと魔法の絵本」(中島哲也監督)9月13日公開(提供写真)
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