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映画「グーグーだって猫である」犬童一心監督 大島ファンの熱き思い (1/2ページ)
「想像はしていましたが、エッセー漫画の映画化は難しかった」。犬童一心(いぬどう・いっしん)監督の新作「グーグーだって猫である」の原作は漫画家、大島弓子さんの同名の自伝的エッセー漫画。脚本作りも難航、数人の脚本家が挑んだが、納得いくものができずに結局、監督自らが執筆、撮影直前に最終稿を完成させた。悩み抜いた脚本には“大の大島ファン”という犬童監督の熱い思いが込められた。(戸津井康之)
飼い猫と暮らす大島さんの日常生活を淡々とつづる原作の世界観を等身大で映像化。舞台も原作通り。東京・吉祥寺でロケを行った。
《売れっ子漫画家の麻子(小泉今日子)はナオミ(上野樹里)ら若いアシスタントたちと原稿の締め切りに追われる日々を送っていた。いつもそばには愛ネコの姿があった。ある日、麻子は取材中に倒れ、病院で検診を受けるが…》
バリバリと仕事をこなす漫画家とかわいいネコ、アシスタントとの吉祥寺でのおしゃれなライフスタイルが軽やかに描かれる一方、闘病という重いテーマが並行して描かれる。
「描くバランスが難しかった」と犬童監督は吐露するが、大島さんの人生と真正面から向き合って仕上げた脚本には人生の光と影が繊細に描き込まれている。
小泉も熱心な大島ファンの一人。40歳を超えた自立した女性のしたたかな生き方を“ネコ好きの漫画家、麻子”となって臨場感豊かに具現化していく。
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