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シェークスピア…喜劇も東北弁で

2008.9.11 08:13
「新・温泉旅館のお気に召すまま」の一場面「新・温泉旅館のお気に召すまま」の一場面

 東北弁によるシェークスピア劇に取り組む仙台市の劇団シェイクスピア・カンパニーが14、15日の両日、東京都品川区の六行会ホールで、「新・温泉旅館のお気に召すまま」を上演する。英国の古典世界と東北弁の温かみあふれる響きのコラボレーションが楽しめる。

 同劇団は、東北学院大学の下館和己教授が平成5年に旗揚げした。宮城県生まれの下館さんは、学生時代は自分の“なまり”を恥ずかしいと思っていたそうだが、英国留学を通じて、方言の魅力に気付き、東北弁でシェークスピアを上演することを考えたという。

 「ロミオさま、あんたは、なしてロミオだべ」。旗揚げ公演「ロミオとジュリエット」は、斬新な東北弁の響きが観客に驚きを与えた。平成12年には「恐山の播部蘇(マクベス)」を、英エディンバラの演劇祭で上演。前作「奥州幕末の破無礼(ハムレット)」は、一昨年から昨年にかけて東北や東京などで巡演し、約4000人の観客を動員した。

 新作の「新・温泉旅館のお気に召すまま」は、昭和30年代の温泉街を舞台にしたラブコメディー。下館さんは「人々の暮らしに根付いた方言は、家族との会話や内面との対話など、生きる意味を表現するには重要な要素。シェークスピアが表現しようとした世界観と共鳴しあう」と話している。当日3500円。問い合わせは(電)090・5840・1103。(舛田奈津子)

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「新・温泉旅館のお気に召すまま」の一場面
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