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モックン、トロフィー手に「何も言えねえ」
俳優、本木雅弘(42)が主演し、第32回モントリオール世界映画祭のグランプリを受賞した映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督、13日公開)の報告会見が3日、東京・東新橋の電通ホールで行われた。受賞決定から一夜明け、初めて公の場に登場した本木は感激しきり。脚本を担当した小山薫堂氏(44)は、辞任表明した福田康夫首相(72)について、「映画を見てれば辞めなかった」と笑いを誘った。
言葉を重ねるごとに、喜びが増していく。本木は脚本の小山氏とともにひな壇へ。2日午前(現地時間1日)に受賞が決まり、この日に届いたばかりのグランプリトロフィーを見つめた。
「まだ人ごとのようですね。驚きながら喜んでいます」。独特の表現で感情を示し、続けて“恩人”への感謝を口にした。会見前に所属事務所のフロム・ファーストの前社長で、昨年11月に亡くなった小口健二氏の墓前に報告。小口氏は今作の企画に携わっており、「『小口さんの作った映画がグランプリを獲りました。本当に感謝しています』と伝えました。この映画にこだわっていたことを知っていたので」と明かした。
義父でロック歌手の内田裕也(68)からは、毎年9月に同じカナダで開催されているトロント国際映画祭にかけ、カタカナで「オレハトロントヲネラウ」と書かれたファクスが届いた。さらに、義母で女優の樹木希林(65)からは「とにかく、何事も1つ、2つ(価値が)付くといいわよね」と声を掛けられたという。
「きのう、別件で家に電話したときには、子供たちがそろって『おめでとう』と言ってくれました」と満面の笑み。会見の最後にはトロフィーを手にし、「何も言えねえ」とポツリ。北京五輪の競泳平泳ぎで2冠を獲得した北島康介(25)の名ゼリフを拝借し感激に浸っていた。
会見後には近くで行われていた同映画の試写会に飛び入り参加。主題歌を歌う歌手のAI(26)に感謝の花束を渡すと160人の観客から盛大な拍手が沸き起こった。




