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【映画】「落下の王国」ターセム監督 長年の夢…贅尽くす (1/2ページ)
このニュースのトピックス:映画
構想24年、撮影に4年を費やし、世界24カ国以上でロケを敢行した「落下の王国」は、贅(ぜい)の限りを尽くした映画といえる。長年の夢を実現したターセム監督は「自分が本当に作りたかった作品。思う存分に撮ることができた」と満足げに語る。ハリウッド大作「ザ・セル」で監督デビューを果たし、大資本による自由な製作環境を手に入れながら、あえて対極ともいえる自主製作の手法で映画作りに挑んだ。(戸津井康之)
映画の撮影中に大けがをして入院したスタントマンのロイは、腕の骨折で入院していた5歳の少女、アレクサンドリアと知り合う。たびたび病室を訪れるようになった彼女に、ロイは即興で物語を作って聞かせるが…。
インド出身のターセム監督がヒマラヤの小学校に通っていたころの思い出がヒントになっている。「ユニークな女性教師がいて、いつも即興で物語を作り、私たちに話してくれました」
ある日、ターセム少年が「先生、前回の物語の続きを聞かせて」と言うと、彼女はこう答えた。「えっ、前回はどんな内容だったっけ?」。子供の反応をうかがいながら物語を紡ぎ出す愛嬌(あいきょう)たっぷりの先生を、忘れられずにいたという。
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