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【インタビュー】 再び富良野…最後?の作品 倉本聰さん「風のガーデン」を語る (1/2ページ)
このニュースのトピックス:TVドラマ
北海道・富良野を舞台に国民的人気を呼んだドラマ「北の国から」の脚本家、倉本聰さんが再び富良野を舞台に新作を書き下ろした。フジテレビが開局50周年記念として放送する「風のガーデン」(フジ系、10月放送開始、木曜後10・0)。末期がんで死に行く医師と、その家族の和解を描く。これが「最後の作品」とも言う倉本さんに、撮影の進む現地で聞いた。(草下健夫)
「風のガーデン」は末期がんであることがわかった敏腕の麻酔科医(中井貴一)が、過去の不幸な出来事を理由に勘当されていた故郷・富良野の父(緒形拳)らと、家族の絆(きずな)を取り戻していく物語。
父はターミナルケア(終末医療)を手がける医師という設定で、人生の最期をいかに生きるべきかを問いかける。
「僕自身がね、いつ、どういうふうに死ぬのかすごく考えている。あと何年生きられるかと考えて、何回うまい酒と飯が食えるか。そうすると、一日一日の暮らし方が変わってきた」
作品を書く動機について、倉本さんはこう打ち明ける。人は「最期」をどう生きればいいのか。そのテーマを専門分野の異なる親子の医師に託した。「病気を診る医者はいるけど、患者を診なくなったといいます。そこを書きたかった」
見どころの一つが、撮影のために2年かけて造成したブリティッシュガーデン。ゴルフ場だった約600坪に、365品種の花が折々に咲く。それらの花はドラマの節目節目に登場。「明るすぎると、まわりがつらい」など、倉本さん独自の花言葉が添えられ、ドラマの展開を暗示する。


