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異端の師匠役「観客だます」名演技 映画「落語家」 津川雅彦さんインタビュー (2/2ページ)
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落語に青春をかけた若い女性、香須美(かすみ、ミムラ)と業界の異端児と呼ばれた平佐師匠の物語。「下谷の山崎町から上野山下、筋違御門(すじちがいごもん)から大通り…」と落語「黄金餅(こがねもち)」の一節をまくしたてる場面も。
「本物に見せるには、せりふを軽く言えるようにするのが大事」。質より量だと自覚し、1カ月半、立川談志(たてかわ・だんし)師匠(72)を目標に、劇中で鍵を握る架空の落語「緋扇長屋(ひおうぎながや)」などを「朝から晩まで、車を運転していても、ほかに気をとられても口にしましたよ」。こうした準備があってこそ、観客を“だます”ことに成功している。
8月23日公開。東京・シネスイッチ銀座など。(文:市川雄二/撮影:川口良介/SANKEI EXPRESS)
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■つがわ・まさひこ 1940年1月2日、京都市生まれ。5歳から演じ、56年に映画「狂った果実」で本格デビュー。出演作は「マルサの女」(87年)、「プライド・運命の瞬間」(98年)、「愛の流刑地」(2007年)など多数。
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