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「棒縛」など3曲 狂言・三宅右矩が初めての会
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和泉流の若手狂言師、三宅右矩(すけのり)による初めての狂言の会が24日、東京・本郷の宝生能楽堂で開かれる。記念すべき第1回の出し物に右矩が選んだのは、一般にも広く知られる「棒縛(ぼうしばり)」「蚊相撲(かずもう)」「佐渡狐(さどぎつね)」の3曲だった。
右矩は昭和58年、三宅右近の長男として生まれ、63年に初舞台を踏んだ。弟に近成がいる。狂言の舞台のほか、最近は現代劇にも活動の領域を広げている。
右矩の会を開くことになったいきさつについて、「父の会で演じるものは難しいもの、かたいものが多いんです。狂言を初めて見る人に向けた曲もやりたいと父に話したら、自分の会を開いてやってみたらいいと言われました」と話す。
歌舞伎でもおなじみの「棒縛」は、「学校狂言で必ず出すので、年間80回くらいはやる。父子や兄弟で演じることが多いですね」。今回も太郎冠者を右矩、次郎冠者を近成の兄弟で務め、縛られたままの不自由な姿で、主人に隠れて酒蔵の酒を飲むというこっけいな場面を見せる。
「毎回、何かを変えてやりなさいと父に言われている。観客の反応を見て、自分なりの工夫も取り入れていきたい」と話している。
午後2時開演。問い合わせは(電)03・6766・7325。
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