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喜劇作家・三谷幸喜「面白いと思ってくれるよね」 (1/3ページ)
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観客の心を自在に操り、また次の作品へ。喜劇作家、三谷幸喜のイメージは、こうだった。
ところが、実際に会うとかなりの心配性であることに驚いた。「新作が面白かった、といわれると、じゃあ今までの作品は面白くなかったのかな、と深読みして、また心配になる」
なるほど。新作映画「ザ・マジックアワー」の感想を伝えたとき、けげんそうな表情を浮かべたのは、そういう理由だったのか、と納得。
公開から2週間。初日には、客席の扉のすき間から、観客の反応をのぞき込み、「楽しんでくれていた。よかった」と、胸をなでおろしていた。
「どうすればヒットするか、なんてわからないし、ノウハウなんて全くないし、こう書けばヒットするというものを与えられたとしても、それを僕は書かないと思う」
結局、面白さのモノサシは自分、だという。自分が笑えるかどうか。「実を言うと、お客さんにどのくらい見てもらおうか、というのはないんです。いっぱい見てもらいたいけれど、そこが目的ではない。だから、今、自分はこれが面白いと思うんだけど、皆も面白いと思ってくれるよね、というふうに願うしかない状態」
三谷流、原稿の書き方はこう。






