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【演劇】新進脚本家と実力派演出家のコラボ
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新進の脚本家、実績ある演出家のコンビで、新作3本を上演する「シリーズ・同時代」が11日から、東京・初台の新国立劇場で始まる。企画した同劇場演劇部門の鵜山仁芸術監督と、第1作「鳥瞰図(ちょうかんず)」(松本祐子演出)の作者、早船聡に聞いた。
「30代の作家がその上の世代と出会い、衝突しながら、新しいものを生み出してほしかった」
鵜山が選んだのは、劇団「サスペンデッズ」の早船を筆頭に、「五反田団」の前田司郎、「モダンスイマーズ」の蓬莱竜太の3人。「民話のような物語」を共通するテーマとして与えた。
第1作の早船が舞台に選んだのは東京湾に面した浦安。「昔話から、イザナギの国産み神話が浮かび、埋め立てというテーマを考えた」と話す。
夫に先立たれた船宿の女将、佐和子を渡辺美佐子、息子の茂雄を浅野和之、孫娘のミオを野村佑香が演じる。交通事故で死んでしまった写真家の長女の子供、ミオが船宿にやって来たことから、なくした家族の絆(きずな)が結び直される。
「渡辺さんには、陰のあるおかみさんを期待している。野鳥がやってくる芦原のシーンをからめながら、21世紀の『鳥瞰図』にしたい」と話している。
22日まで。前田作、白井晃演出「混じりあうこと、消えること」は27日から7月6日まで。蓬莱作、栗山民也演出「まほろば」は7月14日から21日まで。問い合わせは(電)03・5352・9999。(生田誠)

