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映画「アウェイ・フロム・ハー君を想う」 サラ・ポーリー監督インタビュー (1/3ページ)
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■繊細な心理描写 夫婦の絆を問う
妻がアルツハイマー病と診断されたのを機に、長年の夫婦生活で築き上げた絆(きずな)や信頼関係に予期せぬゆがみが生じる−。このカナダ映画はこうした地味ながら繊細な心理描写が不可欠な難題に挑み、昨年度のゴールデン・グローブ賞(主演女優賞)や全米批評家協会賞を獲得した佳作だ。監督・脚本はカナダを代表する若手女優のひとりサラ・ポーリー(29)。「いったん壊れても時間の経過とともに関係が修復され、寄り添い始めるような2人の人間の絆を描きたかった」と話す。
舞台は雪深いカナダの田舎町。元大学教授の夫グラント(ゴードン・ピンセント)と、その教え子だった妻フィオナ(ジュリー・クリスティ)は結婚して44年。平凡ながらも満ち足りた結婚生活を送っていた。
ところがある日、妻がアルツハイマー病と診断される。彼女は自ら養護施設で暮らす決断を下す。施設の規則で入所後30日間は面会謝絶…。結婚以来初めて別々の生活を強いられる2人。しかし待ちに待った面会の日、妻は夫の存在をすっかり忘れており、施設の仲間で車いすの男性オーブリー(マイケル・マーフィー)とただならぬ仲になっていた…。



