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スペシャルドラマ 建前と本音、揺れる大人たち 脚本家・山田太一 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:TVドラマ
テレビ東京で5作目となる山田太一ドラマスペシャルV「本当と嘘とテキーラ」(松原信吾監督)が28日午後9時から放送される。仕事と家庭の「本当と嘘」に揺れる中年サラリーマンの物語。今回の作品や最近のドラマ作りについて脚本家、山田に話を聞いた。(松本明子)
「建前が肥大していて非現実的に生きている人たちが多いと思う。言葉というものが怖い社会になっています」
「岸辺のアルバム」「想い出づくり。」「ふぞろいの林檎たち」など多くの話題作を残し、小説家としても知られる名脚本家の最新作は、いまなお止まない企業不祥事と自殺問題。
《ユニホームの製造会社が不祥事を起こし、相談を受けた危機管理コンサルタントの尾崎(佐藤浩市)は真相を明らかにせず、すべての罪を部長(柄本明)に被ってもらうことにする。社長(山崎努)らの謝罪会見を無事に乗り切った尾崎だが、一人娘(夏未エレナ)から同級生の自殺を知らされる。やがて自殺した娘の母(樋口可南子)が現れる…》
本音と建前が交錯する。「例えば、謝罪会見でお辞儀をする人たち。反論できることもあろうに言えない。全部がおれのせいじゃないという感じに取れて、心からのおわび会見に見えない」

