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【舞台】「細雪」6月5日から帝国劇場 華麗な伝統美を堪能 (1/2ページ)
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昭和41年の初演以来、数々の女優が競演してきた舞台「細雪」が6月5日から東京・丸の内の帝国劇場で上演される。老舗木綿問屋の四姉妹がたどる運命を描く、谷崎潤一郎の名作。主役の四姉妹には今回、高橋惠子、賀来千香子、檀れい、中越典子が初顔合わせで挑む。
昭和12年、大阪。老舗木綿問屋の蒔岡商店は先代の放蕩(ほうとう)と時代の流れから斜陽ぎみにある。長女・鶴子(高橋)は婿養子を迎えてのれんを守り、次女・幸子(賀来)は分家を構え、格式にとらわれず過ごしている。控えめな三女・雪子(檀)は婚期を逃したままで、四女・妙子(中越)は活発すぎて駆け落ち騒ぎを起こしてしまう。
四姉妹に降りかかる悲喜こもごもが、味わいある言葉遣いと美しい所作でつづられていく。豪華な着物の数々は上演のたびに話題となり、ハイライトでの満開のしだれ桜のシーンなど、見どころが多い。
「日本を代表する素晴らしい作品。人を思いやる心、奥ゆかしさなど日本人のよさを伝えていけるのでは。見た人それぞれの心に残る作品になると信じております」と高橋。賀来は「歴代の方々に恥じないように演じたい。日本人の品格、美しさといったものが根底にある作品。お客さまには夢心地で帰っていただければ」。

