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【舞台】津川竜「好色一代男」 上方の劇団座長、東京進出
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大阪の大衆演劇「剣戟(けんげき)はる駒座」の座長、津川竜が28日から、東京・青山円形劇場の「好色一代男」(岡本まさる脚本・演出)に主演する。股旅物などを得意とするが、柔らか味のある上方言葉を生かして、井原西鶴が生み出した好色男、世之介を演じる。
昭和45年、広島県生まれ。父も役者で、幼いときにも舞台経験はあり、15歳から本腰を入れて芝居の道に進んだという。27歳で一座を旗揚げ、現在は団員26人。テレビ出演の経験はあるが、東京の大きな劇場に進出するのは初めてとなる。
「いいチャンスをもらったと思っている。これまでは自分の劇団を確立させることに一生懸命だった。今後は劇団と自分の芝居を両立させてやっていきたい」。満を持して単身上京し、水前寺清子(特別出演)らの胸を借りることとなった。
「好色−」は、西鶴の代表作で、色恋に一生を捧げた大店の息子、世之介(津川)の物語。父の影響で女性遍歴を重ねる主人公は、ライバル男、尾張の伝七(水前寺)と島原の夕霧太夫(遠藤真理子)をめぐって争い、最後は女護の島を目指して船出していく。「これまでやっていたのとは違う色の役。普段とは違う自分を見てもらえる」と話している。
6月1日まで。問い合わせは(電)03・6820・3500。

