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【TVクリップ】羽田美智子「警視庁捜査一課9係」

2008.5.25 07:58
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羽田美智子羽田美智子

 ■朝日系水曜午後9時/役に突っ込み、あこがれて…

 第3シーズンに突入した「警視庁捜査一課9係」で、紅一点の女刑事・小宮山志保を演じている。「共演者の方々の失礼度が年々増して…(笑)。でもそれが嫌じゃないんです。そういう感覚ってまるで家族のよう」と表現する現場はまさにホームグラウンド。「1年に1度みんなに会わないとスッキリしない」とまで言い切る。

 この作品はいわゆる単純な事件モノではない。「刑事も一人の人間」ということに焦点を当て、20〜30代の男女がいろいろな事情を抱えながらも職務に立ち向かう姿を正面から描いた人間ドラマだ。メンバーには独特なキャラクターが並ぶが、中でも志保は個性的。警察組織で男に負けじと肩ひじ張って生きてきたが、気がつけば三十路超え。結婚直前で恋人に捨てられ、人生を振り返ると「私は何をしているの?」と後悔が募るので、ひたすら走り続けている。

 「志保ちゃん、ますますダメになっていて、『そんなことしちゃダメだよ』なんて自分で突っ込みながら台本を読んでいます。でもその真っすぐさが痛快で、『うらやましいなぁ』なんて思ったりもする。彼女にあこがれる気持ちも持っているんでしょうね」

 9係の係長、加納倫太郎を演じる渡瀬恒彦とはこれが3度目の共演となる。昨年放送された「おいしいごはん 鎌倉・春日井米店」(テレ朝系)では兄の渡哲也とも共演を果たした。わずか1年の間で、偉大な兄弟2人と別々の作品で一緒になるというぜいたくな経験だ。

 「芸能界の東京タワーと新東京タワーみたいなスケールの方々ですからね。お二人とも存在感がすごくて、同じ現場にいられただけでも女優として光栄なことだなと改めて思いました」

 そんな貴重な思い出から、1つの疑問が生まれた。あの兄弟をお育てになったお母さまってどんな方なのかしら、と。女優魂に火がつき、「勝手な想像なんですけど、お二人の幼少期を描いた作品があって、その中でお母さん役を演じられたらなって思っているんです」と瞳を輝かせる。

 積み重ねてきたキャリアの中で浮かび上がってきたこの“夢”の実現はいかに?(丸山昌洋)

 はだ・みちこ 昭和43年9月24日生まれ、茨城県出身。平成6年に公開された映画「RAMPO」でヒロインを演じて注目を集め、同年にエランドール賞新人賞と日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。数々のドラマにレギュラー出演しており、代表作に「サラリーマン金太郎」(TBS)や「女王の教室」(日テレ)などがある。

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