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【洋画】「ナルニア国物語」プロデューサー M・ジョンソン
■成功の鍵は人間ドラマ
話題の米ファンタジー大作の第2弾「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」(アンドリュー・アダムソン監督)が21日に公開される。プロデューサーのマーク・ジョンソンは「当然ながら前作と同じような作品を作るつもりはありませんでした。題材も異なるし、4人の子供たちも成長を遂げていますよ」とでき映えに胸を張る。(岡田敏一)
舞台は前作「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」から1300年の歳月が流れたナルニア国。全能なる王アスランに祝福され、みんなが幸せに暮らしていた魔法の国はいまや存在せず、侵略者テルマール人に追われたナルニアの民は深い森の奥で寂しく滅亡を待っていた。そんな彼らの命運を、テルマールの美しい王子カスピアン(ベン・バーンズ)の持つ魔法の角笛が握っていた…。
前作から約3年ぶりとなる本作。異世界に迷い込んだ4人の兄弟姉妹が繰り広げる冒険物語はさらにスケール・アップすると同時に、重厚な人間ドラマも織り込む。
「前作より陰影があり、危険をはらんだ物語になっている。シェイクピア劇を彷彿(ほうふつ)とさせるものがあるよ」
ジョンソンは、ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが共演した人間ドラマ「レインマン」(1988年)や、傑作SFパロディー「ギャラクシー・クエスト」(99年)の製作で知られる有名プロデューサーだが、どんなジャンルでも弱者の視点から見た人間ドラマの構築に重きを置いている。
「特殊撮影がすごくても人間ドラマが欠如した作品は魅力がない。1作目の成功も、実は戦時下の英で、全く無力な弱い立場の子供たちが異世界で力を発揮したという点に尽きると思うね」
本作でもロケ地であるニュージーランドの大自然がファンタスチックな世界観の構築に一役買っているほか、端正(たんせい)なルックスのバーンズが新たなハリウッド・スターに成長する予感を感じさせる。

