ニュース: エンタメ RSS feed
映画「マンデラの名もなき看守」 ビレ・アウグスト監督インタビュー (1/3ページ)
このニュースのトピックス:映画
【シネクラブ】映画にこめられたメッセージを語るビレ・アウグスト監督。デンマーク人で、「ペレ」(1987年)と「愛の風景」(1992年)の2作品でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞している(瀧誠四郎撮影)■人間は変わることができる
「人は変わることができる。それがこの映画のメッセージです」。ビレ・アウグスト監督(59)は、控え目な口調の中にも、静かな情熱をこめて語る。人種差別が政策として行われていた南アフリカ共和国で、黒人の自由と平等を訴え、初の黒人大統領となったネルソン・マンデラ氏(89)。表舞台に立つ以前の“囚(とら)われた27年”を1人の白人看守を通して描いた「マンデラの名もなき看守」は、看守本人のドキュメントをもとに、マンデラ氏自身が初めて制作を許した20世紀の記念碑的作品だ。
アパルトヘイト(人種隔離)政策下の1968年。黒人を過当な人間とみなすジェームズ・グレゴリー(ジョセフ・ファインズ)はロビン島のロビン島の刑務所に看守として赴任し、反体制組織の指導者、ネルソン・マンデラ(デニス・ヘイスバート)の担当になる。マンデラの掲げる理想とその人となりに触れるうち、グレゴリーもまた、平等な社会を求めるようになっていく…。

