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【インタビュー】女優 ポーラ・テイラー 「お薦めはラブコメディー」
■31日から「タイ式シネマ☆パラダイス」
かつて香港、最近では韓国。次にアジアで映画ブームを作る候補の筆頭に挙がる国がタイだ。タイのヒット映画を一挙に上映する映画祭「タイ式シネマ☆パラダイス」が31日から東京・シネマート六本木で始まる。「すでに日本ではタイのアクション、ホラー映画が人気のようですが、ラブコメディーも実はお勧めなんですよ」とタイから来日した女優、ポーラ・テイラーはアピールする。(戸津井康之)
ポーラがヒロインを演じたラブコメディー「メモリー〜君といた場所」はタイで2年前に公開され、ラブコメブームを起こしたヒット作。彼女はスクープ写真を狙う“パパラッチ”の女性カメラマン役。田舎へ休暇旅行中の人気歌手、フィルム(実際にタイの人気ミュージシャン、フィルムが演じている)は交通事故を起こして記憶喪失となり、山岳民族に助けられるが、彼女が偶然、彼を発見、スクープをものにしようと近づくが…というストーリー。
タイの首都バンコクから最も遠い空港であるチェンマイ空港から、さらに車で4時間走った奥地、パイで撮影は行われた。タイ奥地の自然の美しさは見どころの一つだが、「美しければ美しいほど過酷な場所だと想像してください。どんな旅行ガイドや地図にも載っていないぐらい奥地だったんです」と苦笑する。
映画では2人の都会人の恋愛に絡め、文明から隔離されたタイ山岳民族の生活の厳しさとともに都会の人間が忘れた人としての優しさや強さが描かれる。
ポーラはタイの人気雑誌が選ぶ「タイを代表する映画女優ナンバーワン」に5年連続で選出されている人気女優。日本でもファッション誌のモデルやCMキャラクターとして活躍中だ。
「キティちゃんなどに影響を受け、11歳のころから日本通なんです。3年前から本格的に日本語も勉強中です」と話す。将来は「日本の映画にも出てみたい。言葉も重要ですが、大事なのは感情ですから」と意欲を見せる。
映画祭ではタイの本格時代活劇「キング・ナレスワン」や、ファンタジー映画の火付け役となった「シチズン・ドッグ」、タイ得意のホラー「セルラー・シンドローム」など8本のほか、短編アニメなどの特別上映も予定されている。

