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舞台「玉つき屋の千代さん」で主演 浜木綿子「心で演じる」
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女優の浜木綿子が、舞台「玉つき屋の千代さん〜女ハスラー繁盛記」に主演している。大阪市に実在する“浪花の女ハスラー”の半生を描く物語。浜は「殺伐としたいまの時代に、明治の素晴らしい女性の姿を通し、親子愛、夫婦愛を感じていただければ」と話す。
原作は、放送作家の南川泰三が実母・千代さんの波乱の人生を描いた著書。千代さんはビリヤード場「保名倶楽部」(大阪市阿倍野区)を経営しながら4人の子供を育てあげた。夫の浮気や闘病、倶楽部の権利書をめぐる騒動、また子育てなどに悩みながらも強く明るく、前向きに生きる姿を描きだす。
「台本を読んで、千代さんはなんと素晴らしい心の持ち主なのかと感動! 苦労を苦労と思わず、これが運命だからと前を向いて進んでいく。ところどころ胸がキュンとする展開で、温かい気持ちになれました」と浜。
舞台では20代から80代を演じる浜は、けいこが始まる前、いまも店に出る千代さん(92)に会いに行ったという。
「波乱の人生なのに幸せそうで、『満足、満足』とおっしゃる。私も翌日までイヤなことを持ち越さないようにしていますが、千代さんは底力が違いますね。舞台なので多少の誇張は必要ですが、真実性を伝えつつ、喜劇的にしすぎず、心で演じていきたい」
出演はほかに赤井英和、貴城けい、西川峰子、加藤茶ら。25日まで、東京・池袋の東京芸術劇場中ホール。(電)03・3200・2213。

