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霧が招く集団ヒステリーの恐怖 映画「ミスト」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:サイエンス・生物
米ホラー小説の巨匠スティーヴン・キング(60)の名作「霧」を鬼才フランク・ダラボン監督(49)が映画化した怪奇大作。ダラボン監督はキング原作の「ショーシャンクの空に」(1994年)、「グリーンマイル」(99)で、いずれもアカデミー賞にノミネートされている。
嵐の翌朝、デヴィッド(トーマス・ジェーン)は息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)、隣人のノーマン(アンドレ・ブラウアー)とともにスーパーに買い出しに出かける。混雑する店内でレジを待っていると突然、血を流した男が飛び込んでくる。「霧の中に何かいる」。スーパー正面のガラス越しに、不気味なまでに濃い霧が押し寄せてくるのが見えた…。
霧によって巨大な密室と化した田舎のスーパーを舞台に、来襲する怪物や巨大昆虫を相手にしたサバイバル。絶望の中で、狂信者のミセス・カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)に率いられて集団ヒステリーに陥っていく人々の狂気がリアルに描かれている。原作にはない衝撃のラスト15分も見逃せない。本当の恐怖とは何なのか。まさに霧が晴れるように観客に問いを突きつけ、米国での公開時に大きな議論を呼んだ。

