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情報社会における事実とは何か 映画「ハンティング・パーティー」 (1/2ページ)
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米男性誌エスクァイアに掲載された実話の映画化「ハンティング・パーティ」(監督・脚本=リチャード・シェパード)。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の指導者で“民族浄化”と呼ばれる大虐殺を行った重要戦争犯罪人を探し出し、突撃取材を敢行しようとする3人のジャーナリストの物語だが“事実とは何か”という情報社会特有の問題に切り込む硬派な作品だ。
紛争集結から5年後の2000年。舞台はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ。テレビの現地リポートでの暴言で干された元人気戦場リポーター、サイモン(リチャード・ギア)と、彼の相棒で成功者となった元戦場カメラマン、ダック(テレンス・ハワード)、新米TVプロデューサーのペン(ジェシー・アイゼンバーグ)の3人は、世間を驚かせる特ダネを狙い、この紛争で重要戦争犯罪人となった男の所在を突き止め、独占取材を試みるのだが…。
コミカルでシニカルでやけくそなギアの演技は、従来の彼のイメージを打ち破るなかなかのもの。皮肉とユーモアが混在したせりふのやりとりも面白い。アクションや爆破シーンもリアルだ。

