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【インタビュー】「報道2001」勇退 竹村健一 またじっくりと対談を

2008.5.6 08:58
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「テレビの誕生からぼくのジャーナリズムの歴史があった」と語る竹村健一「テレビの誕生からぼくのジャーナリズムの歴史があった」と語る竹村健一

 パイプを片手に「だいたいやねぇ〜」と関西弁で鋭く世相を斬ってきた評論家の竹村健一が、16年間出演してきたフジテレビ系「報道2001」を3月で勇退した。このところ語り口が穏やかになった感もあるが、まだまだ元気な78歳。新たな出演依頼が引きも切らない売れっ子に、思い出や次なる構想について話を聞いた。(安田幸弘)

 日本テレビ系「世相講談」、フジテレビ系「竹村健一の世相を斬る」などを含めるとマスコミ生活は56年になる。ときの首相に大胆提言したり、「どういうつもりなのほんまに」などと出演者に気勢を上げたり。

 「あんまりきついことをいっていないと自分では思っているんだけどね…」。穏やかな口調は、歯にきぬ着せぬテレビのイメージとは対照的だ。

 20代前半でフルブライト奨学金で留学した。この渡米体験が、その後の活動の土台となり、幅広い視野を生んだ。

 「僕の話の根底にあるのは『日本の常識は世界の非常識』ということ。日本ではこう考えられているけど、世界ではちょっと違うよということは絶えず意識してきたわね」

 著書は550冊にのぼる。『5人の猛烈なアメリカ人』でモーレツブームを起こし〈モーレツからビューティフルへ〉など流行語も数多く生んだ。

 「ひらめきやわね。『デリーシャス』という言葉も。一般の人は忙しいんでね。時代の流れを一言でいうてあげた方が理解しやすいと思う」

 自身の“モーレツ”な好奇心で培った話術は海外の要人の心もとらえてきた。「サッチャー首相と対談した後、彼女は隣の部屋で記者会見があったんだけど、それを短く切り上げて、もう一度ぼくの部屋に顔を出してくれてね。『さっきの対談面白かったわよ』といってくれて。それは非常に印象に残ってるね」

 沖縄でカジキマグロ釣りに挑戦したり、クルージングに出かけたり。趣味も多彩だ。軽いフットワークで全国を巡りながら、次の構想を温める。

 「今の番組は、たくさん出演者を呼んでちょっとずつ話してもらうという方向になっている。それだと深くつっこんだ話ができない。以前の『世相を斬る』みたいに、じっくり対談をやりたいわな。それには地上波よりもBSがいいだろうね」

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「テレビの誕生からぼくのジャーナリズムの歴史があった」と語る竹村健一
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