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【シルク・ドゥ・ソレイユ紀行】(3)芸術生むこだわりの衣装 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:舞台
シルク・ドゥ・ソレイユの舞台づくりは、まず創設者ギー・ラリベルテ氏のひと言からスタートする。たとえば「サーカスとマジックショーを再発見するような瞬間が舞台上で起きてほしい」といったシンプルなアイデアだ。
そのアイデアを“種”に、演出家、プロデューサー、舞台セット、音楽監督、衣装など十数人のクリエーティブチームを結成する。
ディレクター・オブ・クリエーションのピエール・ファヌフ氏は「ショーの具体的なコンセプトを決めるのが最初の仕事。定期的にチームが集まりアイデア出しあう。この過程で2、3年間かけることもあります。いいところは全員が初期段階から参加でき、トップデザイナーからただデザイン画をもらうだけではなく、長い間、じっくり一緒に仕事ができるところ」と話す。
■コンセプトを完全再現
コンセプトが具体化すれば、次は細かいデザインを決め製作する。シルク・ドゥ・ソレイユの舞台は、高度なアクロバット技術、独創的な物語構成、音楽などに加え、衣装やかつらビジュアルへの評価も高い。それは時間をかけた、徹底したこだわりによるものだ。衣装は、生地の染色、プリントから手がけている。この過程のほとんどを、カナダのモントリオールの国際本部で担っている。
「デザイナーのコンセプトを完全に再現するのが仕事です。染色や飾り付けも担当。近年はデジタル化がすすみ伝統的な柄から、写真のような柄のプリントもできるようになりました」とテキスタル・デザイン責任者のマルティーヌ・ロビタイユさん。




