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【ミュージカル】「ルドルフ」 皇太子の悲劇 奥深く表現 (1/2ページ)
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ミュージカル「ルドルフ−ザ・ラスト・キス」が5月6日から東京・丸の内の帝国劇場で日本初演される。1889年、オーストリア皇太子ルドルフが心中した実話(マイヤーリンク事件)をもとにした物語。宮本亜門が演出を務め、ミュージカル界を牽引(けんいん)する井上芳雄と笹本玲奈が共演する。(柳谷昇子)
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自由と平等を夢見るハプスブルク家の皇太子ルドルフ(井上)は厳格な父親との対立で苦悩し、妻との関係も冷え切っていた。ある日、ルドルフは男爵令嬢マリー(笹本)と出会い、恋に落ちる。2人の道ならぬ関係はやがて、謀略家である首相(岡幸二郎)の知るところとなり…。
大ヒットミュージカル「エリザべート」のルドルフ役でデビューした井上。その足跡をたどるべくマイヤーリンクなどを訪ねたことがあり、一昨年はハンガリーでの初演も観劇した。
「調べてみるとルドルフはとても寂しい人で、やりたいことと、できないことのはざまで苦しんでいたようです。自暴自棄になってお酒に走ったり、女の人に手を出したり、結構すごいことをやっていて人間っぽい。リアルな人間としての弱さに引かれます。そこをどう人物として造形できるかが課題。観客が2人に感情移入し、その世界に没入してもらえるように役を作っていきたい」

