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【シルク・ドゥ・ソレイユ紀行】(1)日本初の常設劇場
ラスベガスで上演中のシルク・ドゥ・ソレイユ「LOVE」の舞台(C)2006The Cirque Apple Creation Partnership(撮影Tomas Muscionico/衣装Philippe Guillotel)千葉・舞浜のディズニーリゾートに10月1日、常設劇場「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」がオープンする。
シルク・ドゥ・ソレイユはフランス語で「太陽のサーカス」の意味。せりふがほとんどない作風が、言葉や文化を超えて世界各地で人気を集め、1984年に創立以来、7000万人の観客を動員している世界一のエンターテインメント・カンパニーだ。
ラスベガスで上演中のシルク・ドゥ・ソレイユの最新作「LOVE」は、幕開きからカーテンコールまで、ザ・ビートルズのヒット曲が流れ続ける。その音楽に合わせ、本物のビートルズの映像が映り、華やかなダンスやアクロバットが繰り広げられていく。舞台は十字型。観客は四方から眺め、いつしかビートルズの世界へ誘われる。
現在、シルク・ドゥ・ソレイユの常設劇場はラスベガスを中心に6つある。いずれも、作品内容に合わせ劇場を作り替えられるのが特徴だ。舞台全面がプールになっている「“O”(オー)」、劇場内に花火が上がる「KA(カー)」など豪華な舞台機構に目を奪われる。
アクロバット、ダンス、オリジナル音楽、凝った衣装や装置、懐かしさを感じる物語。サーカスとアートを融合した、世界にふたつとない独創的な舞台は、すべてカナダ・モントリオールにある国際本部で生み出される。(田窪桜子)
【用語解説】シルク・ドゥ・ソレイユ(CIRQUE DU SOLEIL) フランス語で「太陽のサーカス」を意味する。1984年、カナダのケベック州でストリートパフォーマー(大道芸人)たちが結成。一般のサーカスのように動物は登場しない。セリフはほとんどなく、超人的なアクロバットや道化師のマイム、芸術的な舞台美術や衣装、音楽や歌などが融合した新しいスタイルの舞台作品を生みだし人気を集める。1990年代に北米からヨーロッパへ進出。現在は40カ国以上3800人が所属する大カンパニーに成長している。これまで5大陸200都市で7000万人以上を動員。日本でも「サルティンバンコ」「アレグリア」「ドラリオン」などのツアー公演で知られる。

