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【ドラマ】年の差を超えた友情 「鯨とメダカ」
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俳優の田中邦衛が主演するフジテレビ系金曜プレステージ「鯨とメダカ」が5月9日午後7時57分から放送される。
「北の国から 遺言」以来5年8カ月ぶりのドラマ。その間、テレビや映画の話がなかったわけではないが、「年を取ってのんびりと過ごしているので、シナリオを読んで『これぞ』と思わない限り、申し訳ないのですがお断りさせていただいてました」と田中。そして今回、「気張った感じではなく、静かに柔らかく包んでくれるあったかさを感じて」この仕事に臨んだ。脚本家で映画監督の松山善三原案による作品は、60歳の年齢差を超えた友情を通して新しい自分の生き方を見つけ出す人間ドラマだ。
《裸一貫で商売を立ち上げた75歳の会社社長、二宮茂(田中)は、副社長である息子(高橋克実)からクーデターを起こされ、社長の座を追われる。運転手付きの車を断り電車に乗った茂は、マナーの悪い男子高校生を注意する15歳のサチコ(志田未来)に出会う。サチコは浅草のせんべい屋さんの孫娘で、祖母(八千草薫)、母(余貴美子)と暮らしていた。大海を泳ぐ鯨のような茂にも、川で泳ぐ小さなメダカ、サチコにもそれぞれ悩みがあった…》
田中自身も75歳を迎え、芸歴は50年以上にも及ぶが「笠智衆さんのように、これからも静かに歩いていけたら…」と語る。「役者は教わる職業で、スタッフに支えられている。美術の人、メークの人…みんな大好きです」とも。志田との初共演については「静かな子だけど、キラッと目が光る存在感がすばらしい」と絶賛し、包み込むような愛情あふれる視線で見守っている。(松本明子)

