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【ぶっちゃけインタビュー】落語作家 くまざわあかねさん (3/3ページ)

2008.4.27 00:27
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くまざわあかねさんくまざわあかねさん

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 今、テレビでは落語をテーマにした連続ドラマが流れ、落語家が映画まで作る時代です。落語ブームは、高度経済成長期からずっと前に前に向かってきた歩調が、少し落ちてきて温故知新というか「ちょっと忘れ去られている良い物もすくい上げ見直そうよ」という背景があるのかもしれません。

 私の小さいころは、洋風が格好良くて和風はどちらかというとダサイとされてきた。だから、学生時代は歌舞伎や落語が逆に新鮮に感じられたんですけど、興味ない人はそのままで、ものすごく二極化されている世代。その点、今の小中学生って寿限無(じゅげむ)や歌舞伎の一節、狂言のリズムをテレビなどで自然に聞いて古典の素養がある程度身についている。知っているセリフとか少しでも引っかかりがあると、次に落語や歌舞伎を見たとき、その人の素養や人生経験で「こんな意味があったんや」と見方、聞き方もきっと変わってくる。薄っぺらいものじゃないから奥行きも見えてくる。だから取っかかりがあることは、ものすごくありがたい。そうした子供たちが大きくなる10年、20年後は、ものすごく期待していいのではないかと落語の将来について楽観的に考えているんです。

 ■くまざわ・あかね 昭和46年大阪市生まれ。関西学院大学社会学部在学中は「古典芸能研究部」に所属。卒業後、落語作家の小佐田定雄氏に師事。平成12年、国立劇場主催の第1回大衆芸能脚本募集で優秀賞(「お父さんの一番モテた日」)を受賞した。現在も旺盛に新作落語を発表するほか、新聞にエッセーを執筆している。著書に「落語的生活ことはじめ 大阪下町・昭和十年体験記」、「きもの噺」。

after記者ノート

 優秀賞を受賞したコンテストは師匠が審査員を務めていたため、匿名にもかかわらず「絶対に自分の作品と分からないように」書式の異なるワープロまで使って応募したのだとか。また、落語で語られる日常生活を実感しようと、大阪の下町で1カ月間、昭和10年当時の生活も経験したそうです。さすがに日本唯一といわれるプロ女性落語作家。落語に向き合う姿勢の徹底ぶりにはただ頭が下がります。

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くまざわあかねさん
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