MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: エンタメ 芸能界マスコミ音楽ゲーム・コミック写真RSS feed

人生のひとこま ユーモラスに 映画「愛おしき隣人」

2008.4.25 19:08
このニュースのトピックス映画
【シネクラブ】「愛おしき隣人」(ロイ・アンダーソン監督)  4月26日公開(提供写真)【シネクラブ】「愛おしき隣人」(ロイ・アンダーソン監督)  4月26日公開(提供写真)

 スウェーデン映画の巨匠、ロイ・アンダーソン監督(65)の7年ぶりとなる長編最新作は、北欧のとある街で暮らす、なんとなくついてない住民たちに温かいまなざしを注ぐ。平凡な日常生活での悲喜こもごもの出来事や、彼らが抱くほのかな夢を、ジャズのリズムに乗せてユーモアたっぷりに描き、「人生とは何か」を問いかけている。

 「誰も私を理解してくれない」と嘆く中年女性、「人の文句を聞くばかり」とこぼす精神科の男性医、夫に「クソばばあ」と言われたショックで授業を中断し泣き崩れる小学校の女性教諭…。本作では、少し風変わりだが憎めない人物が次々と登場し、新聞の4コマ漫画のようなショートストーリーをそれぞれ繰り広げる。

 アンダーソン監督は、本作ではあえて全体の主人公を据えず、互いに関連性が薄い短い物語を積み重ねることによって、全体の構築を試みている。主人公を軸に長い筋を展開していく物語の手法では「退屈」になると感じたためで、脚本に「しばられず」、むしろ、テーマや空気感の表現を追求したいと考えた。

 カンヌ国際広告祭で8度のグランプリに輝くコマーシャルフィルム界の大御所でもあるアンダーソン監督だけに、紡ぎだす映像表現は簡潔で、絵はがきのような美しさがある。リアリティーを出すため起用された素人役者も、作品に深い味わいを出している。4月26日公開。東京・渋谷の恵比寿ガーデンシネマなど。(高橋天地/SANKEI EXPRESS)

このニュースの写真

【シネクラブ】「愛おしき隣人」(ロイ・アンダーソン監督)  4月26日公開(提供写真)
PR
PR
イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。