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映画「靖国」問題、騒動の背景は? (2/2ページ)
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「助成に適正かどうかを見たかっただけで、騒ぎにするという意図は全くなかった」と稲田議員の事務所では説明する。結局、文化庁と配給側が協議を重ねた結果、3月12日に全国会議員を対象に試写会を開くことになった。
ところが試写会を控えた9日、朝日新聞に「事前試写」の見出しで記事が掲載され、騒ぎが大きくなる。直後にバルト9が降りることになり、ほかの映画館も続いた。
現在は新たに上映が決まった劇場も含めて20館以上で5月以降、公開される見込み。配給協力・宣伝を請け負うアルゴ・ピクチャーズでは「中止を決めた劇場も頑張った結果だし、降りた劇場は悪い、これからかける劇場はいい、という図式はつくりたくない。早く普通に映画を見る環境に戻したい」と話している。
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「靖国 YASUKUNI」 中国出身で日本在住19年の李纓監督が10年の歳月をかけて取り組んだ作品。8月15日の終戦の日、靖国神社を訪れる人たちが巻き起こす喧噪(けんそう)と、靖国神社で作っていた「靖国刀」の伝統を受け継ぐ老刀匠の穏やかな日常を描く。ナレーションを一切入れず、見た人の判断に委ねる内容になっている。香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。


