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映画「シルク」に出演のミステリアス女優・芦名星、フジ系ドラマ初主演 (2/2ページ)
「私、小さいころから男っぽくて。釣りやサッカー、スケボーが好きですし。肩からブラのひもが見えていても、いやだという感覚はあまりないですね」
アクティブ派であることを告白した後は冗舌な素顔がのぞき始めた。「シルク」ではヒロインでありながら台詞が一切なく、表情でストーリーを紡ぐという高度な演技力が要求された。ミステリアスな印象が強いのはこの映画のイメージがあまりに強いからだろう。だが、インタビューでは泉からわき出る水のごとく言葉が次から次へとあふれ出す。今回主演する「ジュテーム」でも良識に風穴をあけるような印象的な台詞が並ぶ。
「やっと来た!って感じです。今まで台本にある私の台詞といえば『……』ばかりでしたから、フラストレーションがたまって」。女優として表現力が広がるのが楽しくてしかたがない様子だ。
コールガールという役どころについては「私が芸能界を選んだのと同じように、主人公の由佳は成長の場としてコールガールを選んだ。人に気をつかったり自分を守ったりネコかぶって生きるのではなく、まっすぐに生きるためにコールガールになった女性です。さまざまな男と出会いながらどんどん成長していく由佳を見てください」とアピールする。
ドラマではベッドシーンや入浴シーンを体当たりで演じているが、実際の映像は淫靡ではなく由佳の人間としての姿勢により重点を置いている。
それにしても、由佳がいう「男の人って、洋服を着ているときの方が、裸のときよりも、ずっとイヤな人間」「(男の)人って、自分勝手な理屈をつけて、人を理解して、安心するんです」という台詞にはドキッとさせられる。男の見栄や虚勢は女にはたやすく見透かされるものと自覚すべきだろう。
芦名自身も、ミステリアスな女性だと“勝手に理解されてきた”傾向があるが、情熱的に話すその姿は、満開を待つ桜のつぼみのように初々しい。まさに女優という星の名のもとに生まれた女性なのかも。
そう聞くと「いやー、そこまでは思いませんよ(笑)」と照れながらも、「私は女優ですって胸を張っていえる日が来るよう、一瞬一瞬を大切に生きていきたい」と人懐っこい笑顔を見せた。
夜空を彩る彗星のように現れた芦名。今年は真夏の太陽のように熱く輝きそうだ。













