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【約束の地】北海道・夕張映画祭ルポ(下)「若手の登竜門」存続に喜び (2/3ページ)
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同映画祭が国内外の映画界で認められてきた大きな理由の一つが、本格的な公募制コンペを続けてきたことだ。長編と短編の2部門あり、今回は短編のオフシアター部門のみが復活した。
今回の招待作「Sweet Rain 死神の精度」(ワーナー・ブラザース映画配給)の筧昌也は平成15年の同映画祭オフシアター部門のグランプリ受賞監督。また、特別上映作品「赤んぼ少女」(キングレコード製作)の山口雄大は同年のヤング・ファンタスティック部門のグランプリ受賞者だ。
短編「美女缶」がこの映画祭で認められた筧は、その5年後に初の長編作を完成させ夕張へ帰ってきた。この受賞作がドラマ化されるなど筧は同映画祭で監督としてのチャンスをつかみ、広げた。「夕張の人たちに初の長編作を見てもらえるなんてとても光栄で…」。30歳の新進監督は感慨深げに語った。

